韓国語勉強

『パッチム解説します』これで完璧!発音変化まとめました

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韓国語には、語順や文法など日本語と似ているところが多くあります。

しかし外国語は外国語。日本語にない発音や文法のルールも多く存在します。

そのうちの1つがパッチムです。

そこで今回は、このパッチムの基礎知識から発音変化の注意点まで詳しく解説していきたいと思います。

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パッチムとは?

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日本語では「キムチ」は3文字ですよね。

しかし、ハングルで表記するとキムチは2文字、「김치」と表記されます。

韓国語は子音と母音の組み合わせで1つの音が作られますが、その下にさらに子音を追加する場合があります。

この下に追加される子音のことをパッチムと言います。「김치」の場合、「기」の下についている「ㅁ」がパッチムです。

パッチムは終声子音とも言われ、その音が終わる時の口の形を表しています。

「ㅁ」はmの音を表すため、「김」はキと発音し、最後は口をmの形で終わらせた音を表しています。

つまり、「キムチ」は「キ・ム・チ」と3音で発音するのではなく、「キm・チ」の2音で発音するのが正しい発音になります。

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基本の発音

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パッチムとして使われる子音は全部で16個。形は違っても同じ発音を表しているものもあるので、「16種類も覚えらえれない!」と不安に思う必要はありません。

発音の種類は全部で7種類あります。

ドンキホーテの「ん」に似た発音を表す「ㅇ」

日本語には「ん」が1種類しかないと思っている方も多いですが、実は日本人が発音する「ん」には2種類あります。

1つは舌を口の上に付けずに発音する「ん」で、もう1つが舌を口の上につけて発音する「ん」です。

「ドンキホーテ」と発音してみると、舌が上についていないのがわかると思います。

この時の「ん」の発音を表すのが、「ㅇ」です。

韓国語で川という意味の「강:カン」や、江南の「강남 : カンナム」などで使われています。

金メダルの「ん」似た発音を表す「ㄴ」

金メダルと発音するときは、舌が口の上につきますよね。この時の「ん」を表すのが、「ㄴ」になります。

このパッチムを使った単語は、山を意味する「산 : サン」や韓国「한국 : ハンググ」があります。

mの口の形を表す「ㅁ」

先ほども記載したように、「ㅁ」はmの発音を表します。

カタカナで表記する際、「ム」と描かれることが多いですが、はっきりと「ム」と発音するのはNGです。

このパッチムを使った海苔という意味の「김:キム」やハムという意味の「햄:ヘム」を例にあげて説明します。

「キ・ム」「ヘ・ム」と2文字に分けて発音するのではなく、「キm」「へm」のようにmの形に口を閉じることを意識すると上手く発音できるようになります。

少し喉を閉めるような感覚の「ㄱ」

「ㄱ」はkの音を表すパッチムで、日本語ではあまり使わない発音です。

「ㅋ」「ㄲ」も同じ発音をします。
最大限英語の発音に近づけながら、スティックと発音してみてください。

すると、最後のクははっきりと発音されず、少し息が抜けたように発音されることがわかると思います。

その発音は「ㄱ」の発音と似ています。

これを使った単語としては、学生を意味する「학생 : ハクセン」があります。

舌で息を遮るような感覚の「ㄷ」

同じ発音をするパッチムは「ㄷ」「ㅌ」「ㅅ」「ㅆ」「ㅈ」「ㅊ」「ㅎ」があります。

このパッチムは t の音を表しています。

発音のコツとしては、舌を使って息を止めるイメージをするといいでしょう。

英語のhotを発音してみるとわかりやすいと思います。

ハと発音した後、舌を口の上につけると息が止まる感覚がわかると思います。

韓国語のあんこ「밭 : パッ」や花「꽃 : コッ」も同じような感覚で発音します。

pの形で口を閉じる「ㅂ」

これと同じ働きをするパッチムが「ㅍ」です。

このパッチムのポイントは「ㅁ」と同じく、口の閉じ方にあります。

英語でリップと発音してみてください。その時の口の閉じ方が、「ㅂ」の口の閉じ方です。

続いてリップスティックと発音してみてください。

すると微かに p の発音が聞こえるかと思います。

このように後ろに別の文字が続く時は、p の発音が聞こえるようになります。
例えばご飯という意味の「밥: パッ」を単体で発音すると、 p の音はほとんど聞こえません。しかし、ご飯の器を表す「밥그릇 : パpグルッ」のように p が聞こえるようになります。

前歯の裏に舌をつけて発音する「ㄹ」

「ㄹ」は前歯の裏に舌をつけて、「l」の発音をします。

刀という意味の「칼 : カル」を例にあげて説明します。

まずカと普通に発音します。その音が終わる前に、前歯の裏に舌をつけてみてください。

すると自然に l の発音になるかと思います。

これが「ㄹ」の発音になります。

二重パッチム

ここまで紹介してきたパッチム以外にも、二重パッチムというのがあります。

しかし発音は今まで紹介してきた7つに当てはまるので、簡単に表で紹介したいと思います。

「ㄴ」と同じ発音 ㄴㅈ/ㄴㅎ 앉다,많다 など
「ㅁ」と同じ発音 ㄹㅁ 삶など
「ㄱ」と同じ発音 ㄱㅅ/ㄹㄱ 몫,읽다など
「ㅂ」と同じ発音 ㅂㅅ/ㄹㅂ 넓다など
「ㄹ」と同じ発音 ㄹㅂ/ㄹㅅ/ㄹㅌ/ㄹㅎ 읊다など

基本上の表のように発音されますが、後ろに無音を意味する「ㅇ」がきた場合は両方発音される場合もあります。

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韓国語のパッチムの法則

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ここからはパッチムの発音変化の法則等を紹介していきます。

濁点がつく:有声音化

前に母音が来るとき、もしくは「ㄴ」「ㄹ」「ㅁ」「ㅇ」が来る時、「ㄱ」「ㄷ」「ㅂ」「ㅈ」の音が濁ることを有声音化と言います。

例えば、海という意味の「바다」の場合、

頭の文字は濁らずに「パ」と発音しますが、前に母音が来ている2文字目は「ダ」と濁点をつけて発音します。

鼻にかかったような発音:鼻音化

鼻音化は次の3つのパターンがあります。

「ㄱ」の後ろに「ㄴ」「ㅁ」が来る時、「ㄱ」が「ㅇ」に変化する
「ㄷ」の後ろに「ㄴ」「ㅁ」が来る時、「ㄷ」が「ㄴ」に変化する
「ㅂ」の後ろに「ㄴ」「ㅁ」が来る時、「ㅂ」が「ㅁ」に変化する

例えば、学年という意味の「학년」という単語の場合、

「ㄱ」の後ろに「ㄴ」が来ているので「ㄱ」が「ㅇ」に変化し、「ハンニョン」という発音になります。

音が繋がる:連音化

パッチムのある文字の直後に「ㅇ」が来たとき、前のパッチムが後ろに移動し発音されることを連音化と言います。

例えば、音楽という意味の「음악」の場合、
本来文字通りならば「ウム」と「アク」で「ウムアク」と発音されます。

しかし連音化が起きることによってパッチムの「ㅁ」が後ろに移動するため、「ウマク」と発音されるようになります。

ただ例外として、永遠という意味の「영원」のように前にくるパッチムが「ㅇ」の場合、連音化は起こりません。

この場合、「ヨンウォン」とそのまま読むのが正解です。

強く発音する:激音化

激音化には2つのパターンがあります。

まず1パターン目は、前にくるパッチムが「ㄱ」「ㄷ」「ㅂ」で後ろに「ㅎ」が来た場合です。

この時前のパッチムと後ろにきた「ㅎ」の音が合わさることで、それぞれ「ㅋ」「ㅌ」「ㅂ」と発音されます。

例えば、入学という意味の「입학」の場合、

「입」の「ㅂ」と後ろの「ㅎ」が合わさり、「이」と「팍」、つまり「イッパク」と発音されるようになります。

もう1つのパターンは前のパッチムが「ㅎ」で、すぐ後ろに「ㄱ」「ㄷ」「ㅈ」が来る場合です。

この時も前にきた「ㅎ」と後ろのパッチムの音が合わさることで、それぞれ「ㅋ」「ㅌ」「ㅊ」と発音されます。

例えば、よく使われる好きという意味の「좋다」の場合、

後ろの「ㄷ」の発音が強まるため、「조타」つまり「チョタ(タを勢いよく発音する)」と発音されるようになります。

音を滑らかにする:流音化

流音化は「ㄴ」「ㄹ」が並んだ時に起こる発音変化で、以下の2つのパターンがあります。

前のパッチムが「ㄴ」で後ろに「ㄹ」が来たとき
前のパッチムが「ㄹ」で後ろに「ㄴ」が来たとき

この場合、両方「ㄹ」で発音されます。

例えば、信頼という意味の「신뢰」と室内という意味の「실내」の場合を見てみましょう。

この時、「신뢰」は「실뢰」に変化し「シルレェ」に、「실내」は「실래」とに変化し「シルレ」いう発音になります。

舌と口蓋を合わせて発音する:口蓋音化

前にくるパッチムが「ㄷ」「ㅌ」でその後ろに「이」が来た場合、それぞれパッチムが後ろに移動しながら「ㅈ」「ㅊ」の音に変化します。これを口蓋音化といいます。

少し難しい発音変化ではありますが、この変化が起きる単語はあまり多くありません。またとてもよく使う単語が多いので、すぐに覚えられるかと思います。

よく使う単語というと、一緒という意味の「같이」やわざわざという意味の「굳이」があります。

それぞれ「같이」は「가치」に変化し「カチ」と発音され、「굳이」は「구지」に変化し「クジ」と発音されます。

まとめ

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ここまで基本のパッチムの発音から発音変化のルール等を紹介してきました。

韓国語の発音変化は種類が多く覚えるのも大変だと思いますが、この記事を参考に、少しづつ覚えていただけたら嬉しいです。

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